下肢静脈瘤

下肢静脈瘤・リンパ浮腫|まえ田クリニック|山科区|椥辻駅イメージ

血液が心臓に戻る血管を静脈といい、その病気には主に静脈が詰まる(閉塞)ことによる「深部静脈血栓症」と、静脈の中の弁が壊れて血液が逆流することによる「下肢静脈瘤」があります。
足に血液がうっ帯することにより重い、だるい、痛い、むくむ、こむら返りなど様々な症状が現れ、静脈が浮き出たり赤みや色素沈着、腫れ、潰瘍(かいよう)などを伴うようになります。

リンパ浮腫(ふしゅ)

リンパ管は体内組織の水分を適切に調整する役割ですが、その障害によって余分な水分が組織の中に溜まってしまう状態をリンパ浮腫といいます。がん治療の後にみられることが多いですが、なかには原因不明のこともあり、自覚症状が乏しい割に浮腫はゆっくり高度になり、蜂窩織炎(ほうかしきえん)を起こしやすくなります。

治療について

日常生活指導のほか弾性ストッキングによる圧迫療法を行って症状改善や合併症の予防を行います。硬化療法や手術療法が必要な場合は適切な医療機関へ紹介いたします。